ゴーストリライター3を購入した
リライトツールは意味不明な日本語ができるので毛嫌いしていたのですが、ゴーストリライター3の無料版をダウンロードしてみて記事を出してみると、ちゃんと文章になっていたので、興味を持ちました。(無料版は販売ページ下部から販売者のメルマガに登録することでダウンロードできます。無料版をちゃんと動かして、自分に合うツールかどうかを判断してから製品版を購入することをおすすめします。)
ゴーストリライター3で検索してヒットするサイトを読んでみましたが、イマイチどんなツールかわからなかったので、自分で買って試してみることにしました。
簡易版と通常版
通常版の方を購入しました。
販売ページに今後機能を追加するのは通常版のみと書いてあったので。
何台のPCで使えるの?
ゴーストリライターは1ライセンスで1台のパソコンで使えます。
使用するパソコンを変更する場合は専用ページで認証解除の申請をします。
公式には3営業日ほどで認証が解除され、別のパソコンでの認証が可能になります。
私が一度ライセンスを別のパソコンに移したときは次の日には認証が解除されていました。
土日を挟まなければ、それほど時間はかからないと思います。
とはいえ、ライセンスを移す場合は使えない期間が発生するので、引っ越しのタイミングを考慮する必要があります。
バックエンドはあるの?
バックエンドはあります。
それは事前にレビューサイトを読んでいたので知っていました。
バックエンドは追加の記事販売です。
私はもともと自分で記事を作るつもりでいたので必要ありませんでした。
記事自体は後からでも買えるようになっているので、バックエンドのオファーの段階で無理して買う必要はないと思います。
ゴーストリライター3の仕組み
ゴーストリライターはあらかじめテキストが入力されたcsvファイルを読み込んで、csvファイルに入っているA列、B列の文章からランダムにピックアップして文章を構成します。
↓のcsvファイルの例で言うと、列はJ列まで、行は5行まであるので、
A1→B5→C2→D4→E3→F1→G2→H4→I4→J3とか
A2→B2→C4→D3→E1→F5→G4→H3→I1→J2という風に文章がランダムにcsvファイルのセルからピックアップされます。
文章で書くとイメージが湧きにくいですが、図で表すとこんな感じです。これは購入時に元から入っている初期の文章です。
エクセルでマクロが組める人ならひょっとしたら作れるかもしれません。(私には無理ですが)
このcsvファイルには文節で区切られた200文字程度の長さのコラム的な文章が入っています。(自分で作るときは好きな長さにできます。)
例えば、付属の007の育毛のフォルダにはこのような200字ほどのcsvファイルが15個入っています。
各csvファイルの内容は、
001 育毛剤について
002 育毛シャンプーについて
003 育毛サプリについて
…
(中略)
…
015 タバコが育毛に与える影響について
となっています。育毛というくくりになっていますが、各csvの内容は完全に独立しています。
ゴーストリライターで文章を吐き出すときは、まず読み込むcsvファイルの数を指定します。
育毛のフォルダには15個csvが入っているので、1個から15個まで指定できます。
仮に1個だけ指定すれば、15個のcsvファイルの中からランダムで1個が選ばれ、その中で文章の組換えが行われ、200字程度の文章が完成します。(ランダムなので、001が選ばれることもあれば、004が選ばれることもあります)
csvファイルを2個指定すれば、15個のcsvファイルからランダムで2個選ばれ、それぞれのcsvファイルで文章の組換えが行われ、400文字程度の文章が完成します。15個のcsvファイルに入っている文章は育毛に関する独立したコラム的なものなので、順番が前後しても文の流れにあまり不自然さが生まれません。(001育毛剤→002育毛シャンプー、015タバコが育毛に与える影響について→002育毛シャンプーという順番で選ばれてもそれぞれのcsvがコラム的な内容で独立しているので、文章が不自然になりにくい)
15個のファイルを全部指定すれば、200文字×15csvファイルで、3000文字程度の文章が作成されます。
これが販売ページに書いてある、『1回の吐き出しで約400文字から約1500文字まで吐き出しが可能(読込ませる記事によってはもっと可能)』と書いてある意味です。
自分で文章を作った方がいい
購入したときに付属している文章はみんな使うため、ツールを最大限に活用するには、自分で文章を作るのが一番です。
自分で作った文章なら著作権の心配もないので、リライトに多少手間はかかりますが、安心して使えます。
オリジナルの文章の作り方はマニュアルにも掲載されています。
最初は600字程度を目安に
私の場合はシリウスを使った物販で使っています。
まずはベースとなる文章を作って、それを文節で区切ってリライトしていきます。
文章は長ければ長いほどいいのですが、最初は600文字くらいにしておいたほうが無難です。最初から1000文字を目指すと挫折します(経験済み)。
ベースの文章を4回リライトします。なのでcsvファイルの行は元の文章と合わせて5行になります。仮に区切りを10個(J列)まで入れたとすると、5の10乗通り(約977万通り)の文章ができます。普通にリライトすると元の文章を入れても5個しか文章ができないので、このすごさがわかっていただけると思います。
4行だと約100万通り、3行だと約6万通りなので、文章により多様性をもたせるにも5行(4回リライト)は必要になります。
区切りについてですが、慣れてきたら15から20個ほどに増やした方がより安心です。
自分で作った文章なので、好きなだけ吐き出せます。最初は10個ほど吐き出して、シリウスでペラでサイトを作ってみて、検索経由のアクセスがあってよさそうなものが出てきたら記事を追加していけば効率的です。
単語単位のリライトではなく、文節単位のリライトなので、吐き出された文章はがらっと雰囲気が変わります。
文節単位のリライトだとたまにうまく前後でつながらないものが出ます。
私は吐き出してみてちょっと日本語のつながりがおかしい物は適宜修正してます。場合によっては加筆したりもしています。
オリジナルのcsvファイルを作る手間と吐き出した日本語の修正の手間がありますが、イチからリライトするよりはかなり効率的に文章が作れます。
ゴーストリライターで作ったサイトのインデックス状況をコンパスで確認していますが、まったく問題なくインデックスされています。
特定のワードの置換機能もあるので、内容がほとんど同じ商品のときは商品名や成分を置換するだけで、簡単に別記事として再利用できたりします。
上がらなかったサイトはそのままノンバト形式でサテライトとして利用すればいいので無駄がありません。
文章の形式はテキスト形式、MT形式、WPの形式で選べます。
私はもっぱらテキスト形式で吐き出してシリウスに貼り付けています。
私はリライトが苦手でノンバトでもあまりリライトをしてなかったのですが、文節ごとのリライトは頭の体操になって案外おもしろいです。
1ヶ月くらい経ってリライトすると、その商品の知識もあいまいになってリライトするのに時間がかかりますが、ゴーストリライターならクリックだけでまた新たに文章を作り出してくれます。